ストレスで胃炎になりやすい人たちがいます。
同じような仕事を同じように与えられて(少なくとも記録の上ではそうで、あるいは与えている人の気持ちはそうであって)、それでもストレス性胃炎を起こしやすい人たちがいます。
ストレス性胃炎を起こしやすい人がいるというと誤解する人たちがいますが、ストレス性胃炎を起こしやすい人にも、起こしにくい人にも申し上げておきます、別にストレス性胃炎を起こしやすい人たちの体に問題があるとか、虚弱だとか言うことではありません。
ただ単に日焼けしても黒くならずに赤くなるだけの体質であるとか、お酒が飲めない体質であるとか、そういう生まれついての体質、個性である、そう考えてください。
さて、それではどうしてストレス性胃炎になりやすい人がいるのでしょうか?それはどういう人たちなのでしょうか?
1.まじめで責任感が強い、我慢強い性格の人
2.あがり症など、人前で緊張しやすい人
3.うつ症状など、仕事上のストレスですでに苦しんでいる人
4.ヘリコバクター・ピロリに感染している人
こういう人たちです。
そもそもストレス性胃炎がどうしておこるかというと、自律神経の乱れによるものが大きいのです。
自律神経とは自分の意識に関係なく働いて内臓のリズムや機能などをコントロールする神経なのですが、これの働きは精神的な影響(精神的なストレス)による影響を強く受けます。
上に書いたような条件のうち、1から3に当てはまる人たちは自分を抑える精神的緊張が強く強く自律神経の動きを抑え込んでしまいます。
強い精神的緊張によって自律神経が抑え込まれると胃に何が起こるかというと、
胃の粘膜組織の虚血
胃酸分泌の過多
胃粘膜の粘液分泌抑制
これらが同時に起こってしまいます。
胃粘膜障害一直線ですね。
ここにさらにヘリコバクター・ピロリの感染がおこると胃粘膜の新陳代謝が悪くなり、委縮性胃炎が進行します。
では、ストレス性胃炎になりやすい人たちが、その精神的緊張は生まれつきだから治せないかというと、これはトレーニングである程度コントロールすることができます。
あがり症の克服や不安神経症の克服などのトレーニングによってコントローするすことができるのです。
詳細はここではこれ以上書かずに別の記事に移しますが、この記事で言いたいことは二つです。
1.ストレス性胃炎にはなりやすいタイプの人がいるけれどもそれはもともと、その人のせいではないということ。
2.それは的確なトレーニングをすれば改善できること
この二つ、忘れないでいてください。
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